juin 26, 2005 05:03 PM

ウィフィピクニング

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次回のモバイル交流イベントWifipicningは、2005年7月23日、’Baux de Provence’となりの’Maussane les Alpilles’です。

img_picning1.jpgパリ・リュクサンブール公園でついに第一弾が実施された、新しいモバイル交流イベント、「Wifipicning(ウィフィピクニング)」。
既に日本でも知られている、インターネットを通じて広く呼びかける「Flash Mob」に続くこの「Wifipicning」の主導者、Natacha, Sacha, Tristanの三人はパリの同じカルティエに住む友人同士。
Jiwire.com』によれば、パリは世界で三番目にウィフィ地点を抱える都市。
そのパリでこの三人が打ち出したのが、ワイヤレスで公共の場にいるすべての人に開かれた臨時ローカル接続を作り出すというコンセプトだ。
 誰でも、インターネットに接続することすらなく、半径30m程度までを圏内とするワイヤレス接続エリアを持つことができ、その後は、近くのLANを持つパソコンを見付け出し接続、チャットルームなどを介して参加者とコンタクトをとるだけ、という手軽さ。
自分の現在地から近くにいる人々と遊び感覚でやりとりできる、というわけだ。
参加者で一緒に1つの話を作ることもできるし、リアルタイムで写真やファイルを交換することも可能だ。
カフェなどの街中はもちろん、公園、海、山、クラブ、図書館など、いつでもどこででも近くにいる人を探し出し交流できるのが「Wifipicning」だ。

2005年5月31日の“fete des voisins”(フランスで毎年行われる、近所との交流を深める為のイベント「近所の日」)にパリのリュクサンブール公園で行われた初の「Wifipicning」では、接続している人もそうでない人も会話に参加し写真を交換したり、最終的にシャンパンまで飲んだりするなどの盛り上がりを見せ、驚きの詰まった非常にフレンドリーで楽しいものとなった。

フランス国外からの反応も好感触で、特にアメリカで注目されているが、スタンフォード大学のネット分野で有名なHoward Reingold(『Smart mobs』著)は、「Wifipicning」の手軽さ、簡単さ、オリジナリティ、そしてその高いポテンシャルに注目している。
また、『Le Monde』紙のブログも、この手軽に繋がるというコンセプトを推している。
「Wifipicningは進化したフラッシュモブのもう一種だ」。
パリの3人のアプローチはシンプルだ。
非営利、クリエイティブ、共に暮らす市民の交流。
バーチャルとリアルの間で、いつもリアルに側にいる誰かを感じながら交流できるツール、それが「Wifipicning」だ。

パリ・リュクサンブール公園での「Wifipicning」の様子
http://www.memoire-vive.org/moblog/archives/cat_wifipicning.php

Tristan Mendes France (トリスタン メンデス フランス)
ドキュメンタリーの著者であり雑誌・本などに寄せる記事も多い、短編映画や音楽も手がける。フランス元老院議員のアシスタントを務める。
mendes-france.com

Natacha Quester-Semeon et Sacha Quester-Semeon(ナターシャ&サシャ ケスター セメオン)
10年来ネットなどを通じ独自のコミュニティを持つTatiana Fariaの創設したヒューマニストアソシエーション、「Les Humains Associés」(イラク戦争反対の動きにも参加している)を通し活動する。
ウェブサイト製作会社「I-Marginal」代表。ジャーナリズム、グラフィックデザインなどのクリエイター・アーティストのサイトのデザインから構成、内容までを手がける。
memoire-vive.org